2月に入りました。
本当に暖かい日々が続いていますね。
寒さが苦手なので、とても助かるのですが、農業をする上では平年並みというのが一番作業の段取りが組みやすくて助かるので、そういったところは難しいですね。
どっちにしても今年から本当に京北に一本化したので、気候の移り変わりも含めて真っさらな状態です。それに今年から夏野菜の育苗も最初から自分で行うことにしたので、そういう点でも、全く知識のない状態からの春夏野菜の準備になります。
育苗に関しては、今年から中古ではあるのですが、発芽器と呼ばれるものを購入しました。これは電気をつないで熱を出す機械なんですが、それによって水を温めて蒸発させる事で、機械の中を温かい状態に保つというものです。
文章ではちょっとよくわかりませんね。まぁとにかく狙った温度に保ってくれるので、冬のような寒い時期の野菜の発芽時には必要不可欠なものなんです。
だいたい夏野菜を初夏から収穫しようと思うと、4月後半には定植します。
そこから逆算すると、だいたい2月には種蒔きをしなければなりません。
ですが、茄子やトマト、唐辛子類の夏野菜は発芽適温が25℃前後になります。
なので、これらの育苗にはどうしても発芽器が必要になってきます。
(なくてもやろうと思えばできます)
これまでは持っていなかったので、育苗を外注していたのですが、発芽器を手に入れた今年からは自分でチャレンジという事です。
外注に出さない分、費用は抑えられますが、失敗するリスクも高くなります。
ですが、育苗の段階の土からも化学肥料分を入れずに、もちろん農薬も掛けずに最初から最後まで栽培していきたいので、しっかり頑張って苗を育てていこうと思います。
これが失敗してしまうと、9月頃までのあらい農園は壊滅的なので、絶対に失敗しませんが!!
写真はパプリカの種です。