あらい農園より研修生募集のお知らせ

2022年05月21日(土) お知らせ

あらい農園ではこの度、同じ地域での農家の仲間を絶賛大募集しております。

農家の仲間とは、例えば農業を始めようと思っている人や、農業研修が終わってからの就農場所がまだ定まっていない人などなど。

つまり、これから農業を職業として頑張りたい!と思っている人の事です。

そして同じ地域とは、あらい農園が今農業を営んでいる京都市右京区の京北というエリアの黒田という地域です。

ここで一緒に農業をしながら、地域全体も一緒に盛り上げてくれる方を、とっても求めています!

なぜかと言うと、黒田の地域も絶賛高齢化の波が押し寄せていると言うか、もうとうに波に飲まれていて、渦潮に巻き込まれて、このままだと沈みゆく一方…‼︎

という状態に来ているからです。

 

先に黒田に対する想いから伝えさせて下さい。

僕たち夫婦が縁あって黒田に住んで、丸6年になります。6年の間に良い事悪い事色々とありましたが、おかげさまで黒田が居心地良く、とても大事な場所になりました。

農業をしている事もあって、もうずっとここに住み続ける人生になりそうです。

という事ですっかり黒田の人間になったつもりではいます。

そんな黒田ですが、もうすでに超高齢化社会で、このままでは衰退する一方です。

僕らが来てから6年間で人口も50人くらい減ってるような気がしています。ちなみに現在は300人くらいだったかと。

僕らは、このまま衰退していくのは嫌なので、この流れになんとか抗って、盛り上げていきたいと思っています。

黒田は京北エリアの中では奥に位置しており、その分不便だし積雪も多い地域になります。

でも、これは主観ですが、その不便な分助け合って暮らそうという文化がきちんと残っているような気もしています。

景観はもちろんですが、助け合いの文化もきちんと引き継いでいきたいなと思うのです。

そのためには同年代の若い仲間が必要だと思っています。そして、僕らは農家なので、農業でなら地域を盛り上げる事ができるんじゃないかと思っています。

農業で地域を盛り上げるとは、一番簡単な方法で言うと、田畑の管理をして地域の景観を保つという事になります。そのためには、ある程度の面積をしっかりと管理できる専業農家が増えると良いなぁと思っています。

兼業農家がたくさんいるのが本当は理想ですが、様々な理由でそれが難しい今は、まずは専業農家が少しずつでも増えるのが良いのかなぁと。

そんな事で、趣味ではなくて農業を職業として頑張りたい人にぜひ来て欲しいなと思っています。

なんか最初にプレッシャーを与えるような事を言いましたが、これはおそらくどこの地域でも新規就農者には求められている事かと思っています。待遇の手厚い分だけ、期待度も高いという事だと思います。

期待度は言ったらキリがないし、来てくれる人には過剰な負担にはならない程度にはしたいと思っていますが、やっぱりあります。

その分の待遇は、と言えば手厚いかどうかは人それぞれの感じ方もあるかと思いますが、出来るだけのサポートはしたいなと思っています。

 

大きな括りとして3つの分野に分けると、

①給付金などの金銭面

②農地などの営農面

③家探しや地域との付き合いなどの生活面

があるかと思います。

まず①の金銭面について。

農業を始めようと思う人には、国の事業である新規就農者向けの給付金など、可能な制度は活用しながら、金銭面での負担を少なくするサポートはしていきます。

新規就農に向けての研修生の段階での給付金もありますし、それもサポートします。

ただ、サポートというのは確約する事ではなくて、出来るだけ給付できるようにいろんな面から手助けするという感じです。

手厚い制度な分だけ、誰でも給付できるものではないので、そのあたりをサポートしますという意味です。

 

②の営農面について。

農地については全面的にサポートが出来るとは思います。

ここは、僕らや同じ黒田にいる同年代の農家がちゃんとサポートするので、結構手厚くサポートできる所だと思っています。

新規就農経験者なら誰しも納得だと思いますが、きちんと使える農地の確保が一番の課題であり難しいところでもあります。

技術について、国の給付金を活用して研修生として技術面やその他も色々と教える事はできます。

ただの労働力のための研修生扱いではなくて、ちゃんと農業で食べていける農家になれるように一緒に考えながら学べる環境を整えていきたいと思っています。

 

そして③の生活面について。

まず、家探しです。言い忘れてましたが、農業をする=黒田に移住でお願いしたいです。

家探しが一番難しいところです。

空き家状態で今現在人の住んでいない家はたくさんありますが、すぐに貸せる家かと言うとそうではなくなります。また、賃貸じゃなくて購入して欲しいという家の方が多い点も、新規就農者にちょっとハードルが高いです。

この点は正直に言うと、一緒に探していきましょうと言う事になります。

もしかすると早めに良い話が出てくるかもしれないし、なかなか合格ラインの物件が出てこないかもしれません。

そこは研修生の話や、就農の話を進めながら、平行して探していく感じになります。

ただ、難しいことは承知の上で、本当に黒田で頑張るつもりで色々と動いていくと、地域の方々も色々な方面で動いて下さって、結果として良い家に出会える事があるように思います。

なんとなくですが、これまでの経験で、田舎の家探しって本来そういうものなんじゃないかと言うも気も。。

そして、その過程で色々と地域の方と接点を持ってお世話になりながら顔を覚えてもらう事が、地域にスムーズに馴染む第一歩であり、とっても大事な事だとも感じています。

不動産屋経由で知らぬ間に物件を買ったのか、地域の人に協力してもらいながら家を見つけたのかは本当に雲泥の差だと思います。

なので、今すぐに家の話は確かなことは言えないという点をネガティブに捉えずに、それも含めての地域に馴染むステップだと捉えて欲しいと思います。

それと生活面のサポートで地域に馴染むという事についても全面的に協力します。

農業で食っていく!の前に、まずは地域に馴染むという事は本当に大事です。

と言うか、それなしに成功はあり得ないと言っても良いかと。特に田舎では。

 

あらい農園のほかに、あと2組の若手農家がいます。みんな移住して来ています。

あらい農園の研修生を経て、独立している黒田丸4年の農家と、

他の地域ですでに農業をしていて、この夏から黒田に移住してくる農家と。

若手農家は3組ですが、農家じゃないけど同年代の家族も5,6組はいます。

また、僕らよりも上の年齢の方々も、親切にサポートをしてくれます。

馴染むというのは、色んな方々にお世話になった分だけ早く馴染めるかと思います。

なので、「早く馴染みたい」という気持ちがあれば、あとはなんとかなると思います。

 

長くなりましたが、一応はサポートできるかなぁ〜という点についてでした。

あと、なんと言うか。お願いしたい事と言うか、求める事と言うか、はっきり言うと条件と言うか。

包み隠さず言うと、個人的には黒田は将来的に見ると、過疎化の意味で危機的状況だと思っています。

なので、本当に一緒になって地域を良くしてくれる仲間に来て欲しいと思っています。

ここにあげる条件は、黒田の総意ではなくて、あくまであらい農園として個人的に農家の仲間として来て欲しい人の条件になります。

様々な角度から考えてみて、特に来て欲しいなと言う事になります。その点ご了承を頂きたいと思います。

・まず年齢はできれば35歳以下でお願いします。

これは黒田の若手農家との関係性が主な理由で、年齢が低い方がサポートしやすいという点です。

・夫婦・家族・パートナー同士・結婚などを予定している人

これは、主観ですが田舎への定着しやすさを考えています。自分もそうでしたし、他の人も見てきた経験から、男性一人は色んな意味で厳しかったです。人にもよりますが。

・地域の行事に積極的に参加をしてくれる人

一緒に盛り上げていきたいので、これは是非とも気持ちとしては持って欲しいとは思います。

もちろん、全てに強制でもないし、強要もしませんが、生活スタイルとして人との関わりを大切にしたいと思う人に来て欲しいです。

具体的には、お祭りは一緒に色々とお店を出したいです。

あと消防団には入って欲しいです。(黒田の消防団は皆優しくて、お酒とかの無理強いはありません。)

また、雪が深い地域なのて、除雪当番には入って欲しいです。(トラクター乗れるからこれは半強制です。笑)

 

全部、若手仲間もいますし、少し時間的には負担と言えば負担ですが、地域に馴染めるという意味では、居心地が良くなるための良いきっかけになります。

だいたい、条件はそのくらいでしょうか。

きっとまだ細かいことは色々とあると思うので、あとは実際にお会いした時に詳しく話しながら伝えていければ良いなと思っています。

あと、これは絶対ではありませんが、できれば有機農業などの、比較的農薬・化学肥料を使わない方法での農業を志向する方が良いです。

理由は、黒田の若手農家3件ともがそのスタイルなので、慣行農法は教えられないからです。

 

長くなりました。

受け入れる僕らにとっても、農業で生活をしていきたいと思う方にとっても、そして今までの黒田を築いて来られた地域のみなさんにとっても、全員が「黒田に来て良かったね」と言える事を一緒になってやっていきたいと思っています。

この暑苦しい想いに、共感してくれる方が現れる事を気長に待っております。


久しぶりの農園日誌になります。
毎度書くたびにこの枕詞を使っているので、もうこれが普通のペースになってしまいました。
以前はもう少し頻繁に更新できていたのですが、、、。
見返すと、この前の農園日誌は8月だったので、たぶんこれまでで一番長く間が空いてしまいました。
これからまた少しずつ更新を増やしたいとは考えていますが、正直に言うとちょっと自信がないので、とりあえずは頑張りたいと思います!
書けなかった原因は2つあって、1つ目は野菜BOXの定期のお客さん向けに「農家のつぶやき」というお便りを月に1回ペースで入れるようになった事です。
農家のつぶやきは、インターネット上のような不特定多数の人が目にする場では書けない本音を書くようにしているので、どうしてもそれを月1回ペースで書いていると、それだけで手一杯になってしまいます。
本音を書く事の怖さはありますが、定期のお客さんという、あらい農園を基本的には肯定的に見て下さっている方へのお便りという形は、書く側からしても安心感があって、どうしても比重がそちらに偏ってしまいます。
というのが1つ目です。
2つ目は、気持ちが落ち込み気味という点。
いや、別に特別沈んでいるとか病んでいるとかでは決してないのですが、どちらかと言うと内に篭りたくなる周期に入っているという感じです。
人それぞれ個性がある中の、僕(1号・夫)の個性の一つとして、考えや気持ちが極端に振れるというところがあります。
たぶん今の時代やと、なにかしらの発達障害の名称に当てはまるかと思いますが、個性の一つとしてあります。
それは日頃の小さい事柄でもあれば、大きな周期でもある話で、すごくオープンな気持ちでいる時もあれば、ずこく内に篭りがちな時期もあります。
たぶん多くの方が、コロナ禍やら今だと戦争やらのネガティブなニュースが多すぎて気分が落ち気味ではないかと思いますが、僕も同じく気持ちが少し落ち気味なのかなと思っております。
それを無理やりサッカーで紛らわせる日々で、観戦に行ったり、家で動画見たり、ポジションやシステムの本を見て学んだり。。
そうして、なんとかやり過ごしているという現状。
すみません、農園日誌が全く農業の話をしていませんでした!!
春作の準備の葉物類(ほうれん草や小松菜など)種まきや、夏野菜の育苗(トマトや茄子など)は2月中旬から始まっていて、ぼちぼち新たなシーズンに向けた準備が始まっています。
シーズンというのは僕ら目線で見ると野菜BOXのお届けが始まる事を意味しています。
そう言えば、お届けがお休み期間に入る頃くらいから、より気持ちが内に篭ってきたようにも思います。
今まではそんな事も思わなかったのですが、オフシーズンになり配達がなくなると、本当に家族以外の人と話をする機会が激減するのです。
近所付き合いはありますけど、真冬は畑は雪まみれで農道すら通れないので、農家同士で会うこともたいぶ少なくなります。
やっぱり、人というのは適度に人と会って話をしてこそ元気を保っていられる生き物なのかなぁなんて考えたりもします。
いかん、またネガティヴな事を言ってしまっている!
うん、まぁでも仕方がない。そういう時期や。
誰だってそんな時はあるからな。それが人間やし、それも個性やからな。
次の農園日誌がいつになるかは未定ですが、またできれば近いうちに更新したいと思います!
そうそう、それからこの冬の間、ずっと発信をしたいと思っていた事があります。
もし、本気で農業を頑張りたいという方がいれば、僕たち(黒田の若手農家や、年配の農家、地域の皆さん)が一緒になって、農業で頑張れる環境作りや、地域に馴染めるようなサポートをできる限りしたいと思っています
完全なサポート体制があるわけじゃないから、大っぴらに宣伝はできていませんが、相談しながら一緒に家探しから農地の手配とかも、やっていければと思っています。
僕たちは確かなサポートを約束する事はできませんが、それでも一緒に探していく過程の中で、地域に顔を覚えてもらったり、馴染んでいく事もできると思っています。
なので、もし本気で農業を頑張りたいという方がいれば、ご連絡を頂けると嬉しいなと思います。
ただ、条件と言ってしまうと条件なのですが、黒田という地域が限界集落に猛スピードで向かっている(もうなっている??)という事もあって、やっぱり仲間として、一緒に黒田を盛り上げて欲しいとも思っています。
それはもしかしたら負担に感じられる事かもしれませんが、その負担も含めてそれでも頑張りたい!と思う人に来て欲しいなと個人的には思っています。
例えば、黒田の行事やお祭りは一緒になって参加して欲しいし、消防団や除雪など若い男性として地域を手助けできる活動には積極的に関わって欲しいです。
年齢もできれば20〜30代くらいで、、結婚しているか、もしくは予定をしているなど。。
あまり簡潔に書きすぎると誤解が生じると思うので、そのあたりの詳細もまた農園日誌に書きたいと思います!