野菜を食べてくれる
皆さんと一緒に、
世の中にやさしい
買い物を
増やしていきたい
あらい農園の想い
何のために農業をやってるんやろう?
時々そんなことを考えます。
農業を通じて、何か伝えられるんじゃないか。
自分たちが育てた野菜を食べてもらうことで、
ほんの少し価値観や考え方が変わることだってあるんじゃないか。
なかなか満足のいく答えが出ないまま、ずっと考え続けています。
農薬を使わない栽培は思っていた以上にたいへんです。
市場に出せないまま土に帰ることになってしまった野菜も山のようにあります。
でも、旬の野菜は強いです。
人間の手入れが足りていなかろうが、悪天候や虫に襲われようが、
一生懸命土を持ち上げて芽を出し、お日様に向かって伸びていきます。
そんな野菜を育てている僕たちは、たとえ苦しい状況でも、
世の中や地球に良いことをしたいという気持ちをあきらめてはいけないのだと思います。
10年前に農業を始めた頃は、きれいな野菜を出荷するために農薬を使っていました。
すると、畑からてんとう虫がいなくなりました。
害虫も畑を助けてくれる虫も、一斉に姿を消しました。
その時に感じた違和感がその後も消えず、農薬を使わない野菜作りを続けています。
てんとう虫が飛び回る畑で、力強く生きる野菜を育てたい。
そんな想いから、あらい農園のイメージキャラクターのテントウムシが生まれました。
あらい農園はこれからも農薬や除草剤は使用せず、有機肥料のみで栽培をし、
皆さんに野菜と自分たちの思いを届けていきます。
家族経営の小さな農家です
新井 愛大学卒業後、保育士だった母の後を追い保育士として働いていましたが、自分の道を探してネパールで一年ボランティアをしました。帰国後、PHD協会で研修生、京都市の青少年活動センターで職員を経て、結婚を機に夫と共に農業をすることになりました。
生きること、生活することが自分の身近に感じられる農業の仕事や京北での生活に充実感を感じつつ、未だに自分の道を見つけられず、模索中です。夫にサッカー好きへと仕立て上げられています。
新井 遼立命館大学を卒業してから、23歳まで金融機関で働いていました。そこで自分の将来について考え、本当にやりたいことを探すために退職。自分の仕事に誇りを持っている人に話を聞く旅に出ました。
そして農業と出会います。農家のおっちゃんたちが豪快に夢を語る姿は、とてもかっこよく見えました。色々な縁がつながって、今は京都の京北で農業をしています。鴨川でのんびりすることとサッカーが好きです。
あらい農園は、京都市の京北黒田で野菜を栽培しています。
京都市右京区京北上黒田町吉野110-3
農園にいる昆虫や動物たち
無農薬の証であり、
あらい農園の平和の象徴です。
カボチャなどの花粉を
運んでくれるいいやつです。
卵を産んでアオムシ部隊に
葉っぱを食わせる悪いやつです。
なめられたら終わりなので
見つけたらとにかく威嚇!
何でも食べる強敵です!
サツマイモ大好き!