今年から細木数子的には大殺界な1号(夫)です。
あまり信用はしていませんが、何か悪い事が起こった時はこれを言い訳にして、なんとか乗り切っています。
今年はなにかと仕事面では不調続きなのですが、そんな大殺界のまだ序盤にいきなり大きなトラブルに見舞われました!
畑の力持ち、トラクターくんの故障です。
故障というか、もうほぼ廃車です。
エンジンが焼き付くという、故障の中では最強クラスの故障です。
これは、車でも何でもエンジンで動く機械にはなくてはならないオイルが何らかの原因でエンジン内から抜けてしまう事から起きる故障で、修理はたぶん、60〜80万?くらいは掛かりそうとの事で。。
つまり同じ馬力で同じくらいの古さの中古を買った方が良いでしょうという金額になります。直すなら中古を買った方が良いって事は、ほぼ廃車って事です。
もうこりゃ60万円入った財布を落としたようなもんだ。。
要因は色々とありますが、行き着くところは運転前の点検とか、日頃の整備不足とかで、自分のトラクターへの関わり方が至らなかったという事になります。
近所の農家さんに引っ張ってもらって、畑から自宅に帰りました。。
このトラクターは2年前に京北で家を借りて、本格的に農地を京北一本にした当時、町内の方から中古で譲って頂いたものです。
型式はそこそこ古いのですが、使用時間が少なくて、とても良いトラクターでした。トラクターのエンジンは丈夫で、メンテナンスをしっかりとすればこの先10年以上は使えそうなトラクターでした。
整備を怠っていたつもりはなかったのですが、結果は結果です。
もしかしたら、最初の状態がきれいだったので、そのまま油断していたのかもしれません。
何を言っても時間は巻き戻らないので、もう一生同じような事がないようにする!それ以外に今回の経験を活かす道はありません。
小型の農機ならまだしも、トラクタークラスの大型機械のエンジン焼けは、もう二度とやってはいけない失態です。費用的にも大打撃ですし。
それに、このトラクターは町内のおじいさん(僕らが来る少し前に亡くなられた)が使っていたもので、それを引き継いだので、できればずっと使っていきたいなと思っていました。機械も農地も手放されたものには、それまで農業をされていた方の想いが詰まっていると思うので、引き継ぐからにはそんな想いも引き継いでいきたいなと思っていて、それがこんな事になったのは残念です。
金額面で比較すると、中古を買い直した方が良いと言われながらも、できれば修理をしてでも乗り続けたい思って、結論がまだ出ないままとりあえず家に置いてあります。
これを糧に機械を大事にできる農家にならなくてはなりません。高い勉強代にはなりましたが、一生農家で生活するのであれば今後40年は農機を使うかと思いますので、早いうちに痛い目に遭って良かったという事にします。
なかなか、終始暗いトーンになりましたが、
実はイセキの営業さんが、「かわいそうだからと、上司に無理言って、安くで中古取ってきました」と言って下さり、また新たなトラクターがやってきています。
少し古いのですが、まだまだ元気なトラクターです。
本当にありがたい限り!
当分はその新しいトラクターに乗りつつ、お金と相談しながら修理かどうするかを考えていこうと思います。
いやぁ、経験値がまた一つ上がりました。笑