月別アーカイブ: 2016年3月
【あらい農園「2000円野菜BOX」全国発送のご案内!】
(※写真は6月の一例です。季節によってお届け野菜の内容が変わります。)
早朝から午前中の間に収穫したお野菜を、その日のうちに発送致します!
夏期は収穫直後からすぐに保冷剤を入れた発泡スチロールに入れて畑から持って帰りますので、できる限り鮮度が落ちないような状態で発送いたします!
【あらい農園2000円野菜BOXの詳細】
•お届けする野菜の内容は、畑の中で良い状態のものをこちらで選びお届け致します。
•芋類や玉ねぎやかぼちゃなどの保存が可能な野菜や貯蔵することで味が良くなる野菜以外は、できる限り発送当日の午前中に(天候その他の要因で、止むを得ず前日夕方採りになる場合もございます)収穫して、その日のうちに発送、翌日午前中指定でもお届けする事ができます。(遠方地の場合は午前到着不可な地域もございます。)
•2000円BOXは、毎週•隔週•単発便でのお届けとなります。(どちらもBOXの内容は同じになります。)
•お支払いは、到着後にお振込でお願いします。(定期便の方は、月の最終のお届け時にその月のお支払い額をお知らせいたしますので、1ヶ月まとめてのお振込になります。)
発送について
•時間指定は、(午前中•12〜14時•14〜16時•16〜18時•18〜20時•20〜21時)となります。
•5月後半から10月前半までの期間はチルド(冷蔵)発送とさせて頂きますので、送料とは別途でチルド代金が掛かります。ご了承ください。
•宅配会社は郵便局の「ゆうパック」です。ヤマト運輸での発送も可能ですが、送料が異なります。お問合せ下さい。
送料について
近畿•北陸•東海•中国•四国は一律490円
関東•信越(新潟•長野•山梨)•九州は一律640円
東北は890円
北海道•沖縄は1190円
5月後半〜10月前半まではチルド代金として上記に350円が加算になります。
毎週便なら送料200円割引、隔週便なら送料100円割引もあります!
送料の例(お届け先:東京都・夏季)
夏期 送料 640円 + チルド代 350円 =送料合計 990円 となります。
※定期便の場合、上記送料から毎週便200円割引、隔週便100円割引になります。
注意事項
•冬期の間に、野菜の品数不足や積雪等の影響で野菜が収穫できない時期がございます。その時期は野菜BOXの発送を一旦お休みとさせて頂きますので、ご了承くださいませ。
•農薬を使用していないので、小さな虫食いや、止むを得ずムシが入り込んでしまうことがあります。できる限りの注意をしていますが、ご了承の程、よろしくお願い致します。
・全国発送便は初回おためしセットがありません。まずは単発便でのお申込みをオススメしています。
お申込み方法
BASEお申込みフォームより:http://arainouen.thebase.in/items/1662311
mail:arainouen0@gmai.com
電話:09011572764(受付9:00〜18;00)
※農作業中などで、お電話には出られない場合がございます。留守電メッセージを残して頂けますと幸いです。
⌘ あらい農園 より宅配開始にあっての想い ⌘
野菜の「旬」というものを通じて、毎日の食卓を少し楽しく感じて頂ければ、作り手としてとても嬉しく思います。
あらい農園では、ほとんどが露地での野菜栽培なので、季節にあった野菜作りをする事になります。
春にはまだ野菜が揃わずに葉物が多くなりますし、夏野菜と冬野菜の採れる間の時期にあたる「端境期」も避けることができません。
ですが、5月にはスナップエンドウやえんどう豆、ソラマメなどが一時の旬に実をつけます。
夏にはスイートコーンや完熟のトマトなど、農家である私自身もウキウキするような野菜が採れはじめます。
秋にはサツマイモが出てきて、冬の野菜は寒さで甘みが増したほうれん草や人参が楽しめます。
農家である私は毎日毎日その時期に採れる自分の野菜を食べていますが、それでも時期によって変わる野菜を楽しみに感じることが出来ています。同じ野菜が続いた後に、やっと出てくる新たな季節野菜の嬉しさは、「旬」に合わせて野菜を食べるからこそ味わえるのではないかと思います。
1年中色んな野菜を食べられることから考えると、少し不便なことかもしれませんが、これに慣れてしまえば、都会でも野菜を通じて季節感を味わう楽しみを感じて頂けるのではないかと思います。
また、そのように感じていただけるようにあらい農園も頑張って、色々な事をお伝えしていければと思っています。
あらい農園に新たな仲間が加わりました!
大きくて立派なトラクターです!
青色のきれいなトラクターです!
左目を少し負傷していて、絆創膏を貼っていますが、それ以外は絶好調です!
ご近所の方のおじいさんが少し前に亡くなられて、そちらからのご厚意でお安く譲っていただきました。
年式の割にとてもきれいで、保管や使用歴も確かなとっても良い状態のトラクターです。
トラクターの中古というのは、軽トラなどと同じく、以前にどんな使われ方をしていたかが不明確なので、中古車両はあまりオススメされません。また、中古農機具業者には、悪質なのもの結構いるとかいないとかで、なかなか良い中古に出会うのは難しいと言われています。
あらい農園では、去年から京北一本化への移行をしました。それまでは、伏見の同じく新規就農をされた方との共同使用のトラクター(トップページの青色のトラクター)を使っており、京北まではわざわざ2トン車をレンタルして、荷台にトラクターを載せて京北まで運び、使用するということをしていました。
他に集落の農家組合に委託をしてトラクターで耕してもらう or 馬力の劣る耕運機という機械を用いて畑の管理をしていました。
野菜を作る農家としては、あまりにも不便でまた費用も掛けながら農業をしていました。
そのため、昨年からずっと程度の良いトラクターを探したり、近所の方に聞いていました。なければローンを組んで新品を購入することも考えていたので、こんな良い状態のトラクターをご紹介して頂けたのは本当にありがたい事です。
後ろに引っ張っているのはロータリと呼ばれる機械で、この中で鉄の刃が回って土を耕していきます。トラクターには、ロータリのような機械を後ろに付け替える事で、様々な農作業を機械で行う事ができるのです。
どれも数十万から中には百万円を超えるものもありますが、それぞれの農作業や規模に合わせて、効率化を図るために買い揃えていきます。
全く機械を使わない農業もありますので、経営方針にもよりますが、このロータリはトラクターを持っている農家なら(京都では)だいたい持っている装備だと思います。
そしてこれも。
これは、今年のあらい農園の一番の秘密兵器です!
このロータリの後ろに更に取り付ける装備なんですが、これはヤフーオークションで落札をして三重県から運んできました。
何をする機械かと言うと、実はロータリで耕した後にこれを引っ張る事で、作物を育てる畝の形そのまま(台形)土を型取ってくれるのです。
成形機というものです。
本来ならば耕した後に『V』字型の鉄のものを引っ張って、溝を作り(通路になる)その溝を両サイドに作れば、畝がひとつ完成という具合になります。それをきれいに整地して平らにして畝が完成という方法でした。
それがこの成形機を後ろに装着する事で、トラクターで走るだけできれいな畝が作れるという、本当にこれまでの苦労はなんだったのかというくらいの効率化が図れるものです!
これも新品はとても高くて、中古もほぼ出回りません。なので、実はこれだけトラクターが見つかる前から衝動買いをしていました。中古で三重県なら取りに行けるので。
ちなみにもうひとつ自慢ですが、これの黒いローラーみたいな部分を使ってマルチも張れるのです。つまりトラクターで耕せば、そのままマルチを張った畝が完成するという、もう涙が出そうな装備です!
あらい農園では除草剤を使わないので、雑草対策にマルチをとにかく張ります。
景観的には味気ないですが、土が見えないくらいマルチを貼って、雑草を生えないようにして栽培をします。なので、この「成形機+マルチャー」の装備があれば、昨年とは比べものにならない作業効率の良さが実現します。
そして、この装備をつけるための親はもちろんトラクターです。この重い装備を引っ張るだけの馬力も十分にあって、本当に頼もしい仲間が加わりました!
もう少し暖かくなって、土が乾いてきたら、本格的な畑デビューです !
楽しみです。頑張ります!