あいつの季節がやってきた。
2014年11月15日(土) その他時が経つのは早いもので。
もう11月も折り返しですね。秋も深まり紅葉がきれいで、京都は観光シーズンに突入です。この時期になると有名なお寺周辺や嵐山なんかの観光地、高速のIC周辺は車の渋滞がひどく、道順をしっかり考えていかなければ、えらいことになったりもします。。
以前に堀川五条から京都駅まで1時間もかかったことがありました。。。
京北へいく道の途中にも、高雄を通るルートと鞍馬・貴船を通るルートがあります。
どちらも紅葉がきれいな場所なので、時間帯とかを注意していかなければダメですね。
という事であいつとは観光シーズンの事です!と言いそうになるくらいですが、違います。
あいつとは、鹿です。
京北では秋から冬、春と山に食べ物がなくなる時期に鹿が畑に侵入して野菜をむしゃむしゃと食べることがあります。
よくあります!
食べられたくなければ畑の周りをネットで囲うのですが、それでもなぜか入ってくる。それで、入ってきたであろう場所を特定して、そこをもう二度と入れないように厳重にガードします。
すると、また今度違うとこから入ってきている。
みたいな感じで、どんどこ野菜が食べられて行きます。
という恐怖体験を去年いたしました。
初めての京北での栽培だったので、もちろん獣害のひどさなんて知るはずもなく(聞いてはいたけど、やっぱりやられなわかりませんね)、京北へ行くたびに鹿に入られた形跡を見つけ、野菜を食べられた憎らしさと、その分の収入がなくなった悲しさで、なかなか辛い気持ちになりました。
あいつらは少しの隙間を見つけて入り込んだり、予想以上にジャンプしたり、ネットちぎったり、結構手強いのです。
長年お米を作っておられる地域の方も、毎年悩まされているという。
そんな鹿が今年もうちの人参の葉を早速食べてしまいました。
全部じゃないですが。一部ですが。
一部って言っても、今までどれだけの苦労をして人参を育ててきたかと思うと、1本であろうと、腹が立つものです。
これは鹿だけじゃなくて人間でも。自分の野菜を粗末に扱われたらすごく腹が立ちます。買ってもらった後は全然いいんですけどね!腐ってしまおうが、愛犬のご飯になろうが、全然良いのです。
でも鹿は買ってもいないのに、だまって畑から野菜を持っていきやがります。
見つけ次第撃ってやりたいような気持ちにもなりますが、だいたい夜でないと現れないし、僕も猟師の免許を持っていないので。
すべきことは徹底的にガードをするのみになります。
そういや、今年の正月、年明けで初めての京北に行ったら、鹿に甘みがつまった最高級のほうれん草を根こそぎ食い荒らされたというスタートだったのを思い出しました。
もうあんな思いはごめんです。
これから本当に隙あらば入ってきます、あいつら。
大丈夫と思っても、再確認をしっかりして、絶対に入らせない強い気持ちを持っていかなければと思います!