もぐらの仕業
2015年12月04日(金) 野菜を育てることここ1年くらい頭を悩ませている事があります。
もぐらのことです。
もぐらなんて街に住んでいたら、まず出会わないし、テレビのキャラクターかゲームセンターのもぐらたたきくらいしか見る機会はありません。
ですが、畑の中には結構いるもんで、これがまたとても厄介なんです。
(ちなみに1度だけ地上にいるところを発見した事があります!目がなくて、とにかく土の中に潜ろうとしていました。捕まえると、爪の力がとても強かったです!)
もぐらはが土の中を移動すると、当然ですがトンネルが出来てしまいます。土の中に生きている動物では最大級ではないでしょうか。だいたい缶コーヒーくらいの大きさはあると思います!
そんなもぐらが、ここ1年くらい畑で結構動き回っていて、作物に甚大な被害が出ています。甚大というと大げさかもしれませんが、例えば植えた苗の1/3くらいの被害が出ることもあります。
今年のサツマイモ、特に安納芋がそうです。サツマイモ部で参加された皆さんと一緒に植え付けた苗が、しばらくすると一斉に枯れ始めました。土を掘ってみると、サツマイモの畝を縦断するように空洞が出来ていました。
秋のえんどう豆も、1箇所に5粒ほど蒔いたのに全く発芽してこない場所が固まってありました。そこも同じくトンネルがありました。
最近掘ったじゃがいもの近くもトンネルが出来ていて、おそらく収量は減っています。
もぐらは作物は食べなくて、主にミミズなどを食べるということですが、ミミズが減るのも迷惑だし、根が傷んだり作物に影響が出るのは非常に迷惑です。
このように、もぐらは畑にとって本当に厄介な存在です。
カラスも鹿も厄介ですが、もぐらは見えない分対策を講じにくいものです。
農薬でもまけば問題はないのですが。
これも有機栽培の宿命なのかもしれません!
もしかすると、周りはほとんどがお米だから、余計に集中攻撃されるのかもしれませんね。
ネットで調べると、穴に甘い味のするガムを置いておく(食べると消化不良にる)とか、正露丸の匂いで追い払うなどが見つかりました。
効果のほどはわかりませんし、畑も広いので相当な数の正露丸が必要になるのですが、とにかくやってみようと思います!
写真は少し前ですが、ニンニクの様子です。(10月後半)
ニンニクの下にも容赦なくトンネルがありました…!