敗戦処理…

2015年03月22日(日) 野菜を育てること

昨日は京北も暖かくて、身体が楽なので農作業もはかどりました。

毎年この時期は冬が終わり、さぁこれから準備を頑張るぞ!!っと気分新たに過ごせる時期です。
京北では、少し前に雪がなくなって、土も乾いてきて、ここしばらくの晴天の間に一気に準備を進めていこうと思っています。
昨年の後片付けをして、肥料を蒔いて、畝を立てて、マルチや防草シートを張って。。
それプラス大事なのが畑のまわりのネットをしっかり張る!破かれていたら思い切って買う!これを怠ると、準備したもの全てがダメになるし、しっかりネットを張っていても獣に入られることもあります。

面積も広がり、その分のネットやそれをくくる支柱を買うとなると、出費もかなり膨らみますが、痛いけどケチって後から食い荒らされて、お金的にも

精神的にも痛手を被るよりはマシってもんです!

春になると清清しくて、そんな獣の被害に苦しんだ事や、雑草の対策に忙殺されて肝心の作物の管理に手がまわらなかった事をつい忘れそうになってしまいます。。

そうならないために、準備するのはいつですか?

今でしょ!!

とばかりに、自分に発破を掛けて頑張らねばなりません。

 

昨日は去年の片付けをしていました。
見ての通りの様です。。

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冬の間に雪が積もって、片付けられない状態でずっと放置してしまい、そこに冬の間中鹿がたぶん毎日毎日食事に来ていたんだと思います。

ビニールトンネルの中にはキャベツや白菜、ブロッコリーなどが植わっていたのですが、冬の間にずべて根こそぎなくなっていました。。
ここの冬野菜は何一つ収穫せぬまま、ほぼ全てが鹿のご飯になったみたいです。

自分がした判断で、これは自分の責任ですが。

こうなった原因は。

苗が台風の時に管理を失敗して全滅。
すでに播種時期が過ぎてしまったけど、急いで蒔きなおし。
面積の関係で、寒い京北に植え付け。(冷夏だったから暖冬になるって思い込んで)
寒いから大きくならない。保温資材を被せて、ビニールトンネルも設置して生育を促す。
結局それでも大きくなるまでに寒くなってしまい、出荷できず。
雪が積もり、そのまま放置。
冬の間に鹿が侵入、ビニールを爪とかで破り野菜をムシャムシャ
ボロボロになった資材の片付け  ←今ここ

というさかのぼる事7月の冬野菜の苗の管理がそもそもダメだったというわけで。
でも結果的には野菜も収穫できず、資材もボロボロになって、原価も含めるとマイナスなのですが、なんとかしようと自分なりに頑張った結果なので。
悔しいですが、仕方ないといったところです。

勉強代と思って、また前向きにやる以外に良い方法はないですから!

こういう敗戦処理はもう慣れてしまったのですが、この片付けの時間はすごく大事な時間だと思っています。
悔しいし、時間の無駄だなっと思いながら、絶対に来年はこんな事にならないように。
と言い聞かせる時間です。

破れてぐしゃぐしゃになったビニールを乾かし中です。。
テープで補修してまた再利用します。

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「悔しい」という感情は僕の場合、ガソリンみたいなもので、自分に対してでも人に対してでも(会ったことないすごい人でも)、その感情は、うおーーーっって気分にさせてくれます。

だから、敗戦処理してまたやる気満々ですよ!頑張ります!