ブログカテゴリ:野菜を育てること
最近、ホームセンターで新しい農機具を買いました。
この先がこんな風になっているやつです。
これは地面に這う草をゴリゴリとやって、除草ができるもので、先が小さいのがチャームポイントです。
作物と作物の間を株間と言って、野菜の種類によってその広さは変わります。株間が狭い野菜の場合は、そこに生える雑草を削り取るのにこれまではもう少し広いものを使っていたので、作物を傷つけないようにとすごく気を遣っていました。
そういう所で今回買ったこれは、とても役立ちます!
こういうのを探していました!
株間の草というのは、除草するのが手間で、たくさん生えると湿気がたまり病気になりやすくなってしまいますし(水分を保つという長所にもなりますが)、虫の住処になるし、作物に吸わせたい肥料分を吸ってしまうという問題があります。
慣行農法では、種蒔き直後や植え付け直後に畝全体に除草剤を散布することで、雑草の発芽を抑制したりします。除草剤も作物によって、例えばほうれん草には効果がないけど、他の雑草には効果があるとか、レタスの苗には大丈夫だけど、雑草の発芽を抑制するなど、色んな種類があり、便利です。
そういったものを使わないとなると、これはもう鍬とか機械とか手でなんとか頑張るしかないのです。 株間が広い作物なら、機械とか鍬もいけるのですが、狭い場合は今回のが活躍してくれそうです。
最近は3日に1回は雨が降る感じで、なかなかすっきりと晴れてくれませんね。
野菜がなくなってくるこの時期は、春や夏に向けての準備がどんどん出てきます。
まだ比較的忙しくないこの時期に、どれだけ段取り良く早めに準備を進めていくかというのが、実は最終的に夏昨の結果や、もうひとつ言えば、その夏にしっかりと仕事が出来るようになれば、その先の冬野菜の準備をしっかりと出来ることに繋がる!!
そんな風に思っています。これは経験から来るものなので、本気でそう思いますし、だから実はもう戦いは始まっているんだと自分に言い聞かせています!
今のところなんとか順調です。ではダメで、もういつでも4月がやって来て、夏野菜の苗がすぐに植えられるような準備をどんどん進めていく必要があります。
だいたい春が本番になれば、思っている作業の段取りに、もういきなり雑草への対応が入ってきます。草刈りもするし、作物の近くの雑草は手で抜いて行きます。
そんな事をしていると、あれよあれよと時間が過ぎて、思っていた作業がどんどん遅れて行く。そんな繰り返しが毎年なのです。
準備というのは、種まきと、育てていた苗を畑に植え付けることがメインではありますが、その時にはもうすでに肥料を蒔いて、土つくりを行い、畝を立てて、黒色のビニールマルチを張って、通路には防草シートを敷いて!
そこに京北では畑の周囲をネットで今一度しっかり張るという獣害対策も加わります!
そんな事をしながら3月は過ごして行きます!
今日はじゃがいもを1畝分植え付けました!
キタアカリです!
冬に向けての九条ネギと、夏に収穫予定の人参も種まきをいました!
雨の前というのはこういう種まき•植え付けの絶好のタイミングなので、貴重な1日になります。
今日はとりあえず絶対にすべきことはできたので、満足です!